月別アーカイブ: 2009年7月

菅谷監査役のご退任に想う

菅谷監査役が先日の株主総会をもって退任され、一ヶ月が経過しようとしています。
当初7年間は常勤顧問として、最後の4年間は常勤監査役として、当社では11年間お世話になっています。

菅谷さんは、山一證券で35年前にM&Aの業務に就かれて以来、一度もM&A業務から外れることなく続けて来られた方です。
いわば、日本のM&Aの生き証人と呼べる方ではないでしょうか?
日本のM&A業界は大手から小さなブティックまで、菅谷さんの教えを請うた「菅谷学校」の卒業生であふれています。

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最近のM&Aで注意していること

M&Aのニーズは、昨年秋くらいから強くなっていると実感しています。

1. 買い手希望企業の急増

多くの企業が閉塞感を持っています。「このままでは成長が止まってしまう!!新しい戦略に乗り出したい」ということで、「他地区への進出」「川下への進出」などの目的からM&Aを希望される企業が急増しています。
昨年の秋口から増加し始め、その結果が今年3月に当社創業以来過去最多の15件/月という多大な成約件数に表れています。

2. 譲渡希望企業の増加

一方、譲渡希望企業も増加しています。不況になると「後継者不在」や「先行き不安」が表面化・顕在化するからです。

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株主総会を開催いたしました

株主総会を開催いたしました。
6月24日水曜日でした。
株主の皆様方のご協力のお陰で、良い株主総会になったのではないかと感じています。

今までも、株主総会では「営業報告・事業報告」を説明させていただいていたので、総会でお話をすること自体は慣れていました。
しかし「議長」を務めるのは初めてで、これは全く違いますね!!
責任の重さが違います。久しぶりに大いに緊張いたしました。

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