最近、面白い本を見つけました。
自分自身も学びましたし、社員にも学んでほしい本です。
M&A業界全ての方に読んでいただきたいですね。
M&Aという仕事は、いくら高度なスキームを実行するにしても、常に「経営的な視点」「アドバイザーの視点」を忘れてはなりません。ある分野だけのエキスパート、ではできない仕事です。(もちろん専門知識をもつスペシャリストとしてのエキスパートは必要ですが)
その本は、「選ばれるプロフェッショナル -クライアントが本当に求めていること」 という本です。
コンサルタント、アドバイザー、公認会計士などが顧客から「いつも大事な相談をされ信頼され続けるため」の7つのポイントが書いてあります。
著者は、「雇われエキスパート」から「信頼されるアドバイザー」へのブレークスルーは並大抵のことではない!と言います。
「雇われエキスパート」はやがて汎用品になり使い捨てられるが、「信頼されるアドバイザー」は顧客に大きな付加価値を提供して経営に大きな影響を与え、自分自身も専門家として満足のいく人生が歩める、と言います。
最も重要なスタートは「無私と自立」であると書かれていますが、これは当社の基本理念に合致すると感じました。
当社の基本理念は「自利利他」(人のためになることをやると、結果として自分のためになる)ですし、当社は創業以来、完全独立系(資本、資金、人的に他の影響を受けない)を貫いています。
当社はこの本によると「良いスタート」を切れているわけですから、「真に信頼されるアドバイザー」になれるように日々の研鑽が大事だと再認識しました。
そのためこの本を当社の全幹部に配布することにいたしました