9月20日にNHK教育テレビの「ETV特集 〜社長たちの決断〜」で、1時間にわたり当社の仕事内容と当社のお客様が紹介されました。
紹介された譲渡企業は2社、いずれも北海道の会社です。
1社は、後継者不在の老舗のお菓子屋さん。
もう1社は、経済的に厳しい環境下で民事再生申立て中の食品加工会社さんです。
後継者不在の企業は今までも素晴らしい業績をあげてきた会社ですが、新しい経営陣を迎えて第2創業ともいうべき変革を遂げているのが紹介されました。
この会社は、先代が築かれた基礎のもとに新しい活力が注入されて、今後さらに大きく伸びていく事が予測される内容でした。
民事再生中の企業は、なんといっても「従業員の雇用」と「仕入先の生活」を守る道筋を作ることが第一です。
今までの経営者は非常に頑張ってこられましたが、老舗の味を追求するあまりコスト高を避けられず小売価格の競争に負けてしまう状況が続き、結果として売上が伸びないという悪循環に陥っていました。
スポンサーを迎えるとともに経営改革に取り組み、苦労しながらも全社員の意識改革が進み、商品の改革も大きく行われて再生されていく姿が描かれていました。
いつも現場で仕事をしていると、仕事を完成させることに精いっぱいで客観的に仕事を見ることがなかなかできません。
今回、TVプロデューサーの目を通して当社の仕事を客観的に描いていただき、あらためて仕事の重要性、社会性を再認識いたしました。
ちょうど、下半期のスタートの時期です。
社員全員が改めて仕事の社会性を認識して、クライアントの社員の継続雇用や仕入先の取引継続の実現のために、精一杯業務に励むよう当社も意識改革を進めます。