第15回国際会議をスペイン・バルセロナで開催いたしました。
今回は総勢200名の大会議となりました。
当社は、全国の大手会計事務所230に地域M&Aセンターを設立していただいて会員組織化し、全国M&Aネットワークを構築しています。
国際会議はこの会員会計事務所の総会と言うべきものです。
今年度のテーマは「事業承継から生き残り戦略へ」というものです。
中小企業の経営は現在非常に厳しい状況にあります。「隠れ破綻」という言葉も広まりつつあります。
このような中で、M&Aを活用することにより、
- 持ち株会社による合従連衡
- 赤字部門の会社分割による売却
- スーパープレパッケージ型での再生
などが可能です。
企業を存続させることによって、中小企業の経営者、従業員、その家族の生活を守っていくことが我々の使命である事を全員で確認し、大好評のうちに終了しました。
スペインは、700年ほどアラブに征服されており、その後キリスト文化が本格的に浸透していったので、イスラム文化とキリスト文化の混在が非常に面白かったです。
イスラム教の古いモスクがそのままキリスト教の大聖堂として使用されているのには驚きました。
アルハンブラ宮殿は今まで見た建造物の中でもっとも素晴らしいと感じましたし、ドンキホーテの故郷は哀愁に満ちて心が洗われました。
また、ユダヤ人が作った古い街の路地は言葉に出来ないほど美しいもので、乾いた空気と相まって独特のムードをかもし出していました。