日本M&Aセンターの決算発表

先週木曜日に決算発表を行いました。

前期は、

売上   50.0億円 前期比 37.0%増
営業利益 22.8億円 前期比 67.3%増
経常利益 21.7億円 前期比 57.7%増

と、業績を伸ばすことができました。

現在の当社の営業利益の実力は、22.8億ということです。
昨年度より大きく成長したことを実感しています。
成長の要因は、体制の成功と管理職の成長です。

体制は、前期から営業本部内を2事業本部に分けました。

統括事業本部

主に、会計事務所や地方銀行、信用金庫などのネットワークを開拓、深耕して優良な譲渡案件を発掘する部隊です。

法人事業本部

事業法人に対して当社の譲渡案件を提案する部隊です。

「会社売却の提案」をミッションとするグループと「会社買収の提案」をミッションとするグループとに明確に分ける事によって、戦略がいきわたりました。
これにより、受託件数、成約件数、ともに大きく伸ばすことができたのが業績の成長の要因です。

また、中間管理職が大きく成長しました。
現在当社の営業ラインは、
事業本部長 ・・・取締役
リーダー  ・・・執行役員・部長
サブリーダー・・・副部長
という陣立てで行っていますが、すべての役職がそれぞれワンランク成長した感があります。

目標に対して自分で戦略を立て、アクションプランを作り、組織を動かしていくことができます。したがって、今後スムースな増員が可能となり、今後の伸びが楽しみです。

今後の伸びが期待できる成長を遂げることができたので、配当も増配させていただくことにしました。顧客、株主、社員、その他関係するすべての方々がメリットを実感できる企業にしていきたいと考えているからです。

3月の大震災により、今期の当社の役割はさらに大きくなると思います。

震災関係では、非常に困難なマッチングも待ち受けていると思いますが、前期養った実力で、少しでも多くの会社の「存続と発展」のお役に立ちたいと決意を新たにしています。