当社は年に3回、大セミナーを開催しています。
今回は、東京、大阪、名古屋、広島、静岡の5箇所です。
お申込者は、合計で創業以来最高の1200名を超えました。
4月にセミナーの案内状を出した後、申込者は極めて少数で、『やはり震災後のセミナーは人が集まらないなあ』と感じていました。
ところが、5月中旬から申込者が急激に増加し、最終的には1200名超という最高記録を更新しました。
皆さん、5月中旬になって『いつまでもくよくよしていては会社が駄目になる。社員や取引先の為にも現状を打破して行こう!』と言うムードになってきた結果だと思います。『風向き』、『ムード』が変わってきたのを肌で感じたしだいです。
本日、最終日の静岡会場を終えて感じたこと、それは参加者の『ものすごいまでの真剣さ』です。
東京会場など、私は500名規模のセミナー講師は慣れているのですが、参加者のあまりの真剣さに自分のペースが掴めなかったぐらいです。
被災地やその周辺では多くの企業が、『工場が被災した』、『材料が入ってこない』、『取引先が被災した』などで、存続の危機にあります。
一方で西日本などでは、『増産の依頼が来ているが間に合わない』、『安全のために工場を分散したい』、『復興資材に関わりたい』という積極的な企業が多くあります。
全国的にみると、『地域』や『業種』によって大きな格差が生じています。
当社は全国ネットワークを使って、これらの企業をマッチングし、
- 被災地の企業の存続を図る
- 増産が間に合わない企業、ボトルネックを抱えている企業の問題解決を行う
等を通じて復興に貢献していきたいと考えています。