M&Aへの関心が激増

今週の火曜日に、上半期の業績予想に関して『上方修正』を出しました。

昨日日経新聞に取り上げられましたので、ご存知の方も多いと思います。
今回、売上、経常利益とも予想を超えて大幅に伸ばす事ができました。
皆様方のご協力のおかげです。ありがとうございました!

今回の上方修正で特徴的なことは、『成約件数が大きく伸びた』ことだと思います。

第2四半期(7-9月)に関して、昨年の成約44件に対し、今年は55件の成約です。当社が実施し、先日発表した『国内上場企業のM&Aに関する意識調査』でも、M&Aニーズは震災前と比較して震災後の方が多くなっています。今回の当社の業績はまさにそれを裏付ける結果になりました。

震災で人生観が変わったり、ビジネスモデルが変化したり、先行き不安を感じたりして、譲渡を考える企業が増加しています。
一方、震災後は『じっと立ち止まっていたら成長が止まる!』という危機感を持たれる経営者も増加しています。
彼らは、M&Aによる買収で『他地区へ展開したい』『川下へ進出したい』『周辺業務を取り込みたい』という戦略を立てています。

震災前と比較して、買収意欲が非常に強く、切実です。
この強烈な買収意欲が当社の成約件数の伸びに繋がっています。

先日、新しい本を出版しました。『最新版 中小企業のためのM&A徹底活用法』という本です。
この本は大好評で、「八重洲ブックセンタービジネス書ランキング(2011年10月2日~8日)」で第1位になりました。

これも経営者のM&Aに対する興味が増加しているしるしだと思います。