毎年恒例の『日本M&A協会』国際会議がサンフランシスコ・シリコンバレーにて開催されました。

1日目会場となったサンフランシスコ・マリオット・マーキスにて
今回のテーマはIoT、フィンテック。
過去最大の参加人数、430名の会計人が全国から参加され、
皆さんのテーマに対する意識の高さが感じられます。
会議1日目の冒頭では、
私から『地域の中小企業に存続の光を!』というテーマでお話をさせて頂きました。
現在日本では、毎年3万社の企業が休廃業しています。
これらの休廃業で約30万人の方々が雇用を失っています。
この3万社の多くは、M&Aで救済が出来る企業です。
会計人の使命として、3万社の休廃業を救う事を誓いました。また、その実現の為に、
現在671の会計事務所ネットワークを、2000にまで増強する事を発表しました。
シリコンバレーでは、Apple新本社、Google本社、Facebook本社等を見学しました。
特にApple新本社の威容は「宇宙船」と称される通りに素晴らしく、
世界はITで回り出している事を実感できました。

Apple旧社屋前にて

バッテリーチャージ中のテスラ
今回訪問したいずれの地域においても、
EVの普及が想像以上に進んでおり、驚かされました!
2日目の特別講演では、
スタンフォード大学でアジア太平洋研究所研究員としてご活躍中の櫛田健児様から
「シリコンバレーのエコシステム、バイカルチャー」という題でご講演を賜りました。
シリコンバレーが、なぜITの中心的な存在になっているのか深く理解できるご講演でした。

特別講演講師①
スタンフォード大学 アジア太平洋研究所
リサーチスカラー 櫛田健児氏
ニューヨークで長くご活躍の
プライスウォーターハウス・クーパースの中島孝明パートナーからは、
「トランプ政権下 税制改革の行方」をお話いただきました。
今後の景気動向、投資動向のカギを握る税制改革への分析は説得力のある素晴らしいお話でした。

特別講演講師②
プライスウォーターハウス・クーパース
パートナー 中島孝明氏
あらゆる分野で大きな影響力を持つIT。
そのメッカであるシリコンバレーの空気感を感じる事が出来た、非常に有意義な国際会議でした。

サンフランシスコ代名詞の
「ゴールデン・ゲート・ブリッジ」にて

430名の会計人の皆さまとともにIoT、フィンテックに関する知見を高めることができました