第15回国際会議をスペイン・バルセロナで開催いたしました。
今回は総勢200名の大会議となりました。
当社は、全国の大手会計事務所230に地域M&Aセンターを設立していただいて会員組織化し、全国M&Aネットワークを構築しています。
国際会議はこの会員会計事務所の総会と言うべきものです。
今年度のテーマは「事業承継から生き残り戦略へ」というものです。
中小企業の経営は現在非常に厳しい状況にあります。「隠れ破綻」という言葉も広まりつつあります。
第15回国際会議をスペイン・バルセロナで開催いたしました。
今回は総勢200名の大会議となりました。
当社は、全国の大手会計事務所230に地域M&Aセンターを設立していただいて会員組織化し、全国M&Aネットワークを構築しています。
国際会議はこの会員会計事務所の総会と言うべきものです。
今年度のテーマは「事業承継から生き残り戦略へ」というものです。
中小企業の経営は現在非常に厳しい状況にあります。「隠れ破綻」という言葉も広まりつつあります。
決算を迎える上場企業が多いのが3月です。
そこで、「決算までにM&Aを完了させたい!」という企業が3月にはたくさんあります。
今年は特にそのように希望される企業が多いように思います。
3月末の区切りがいいところで契約を行いたいという企業が多いのです。
今、インターネット・ラジオで私の対談が放送されています。
『藤沢久美の社長Talk』という番組です。
ご興味のある方はぜひ聞いてみてください。(ポッドキャストにも対応しています。)
この対談は非常に楽しいものでした。
インタビュアーをしてくださっている藤沢さんも、自分の会社を譲渡したご経験があるからです。
日本航空の再生が話題に上っています。
今回の日航の再生プランは、『プレパッケージ型』が大きな特徴と言われています。
『プレパッケージ型』とは、名前の通り『事前に再生のパッケージを準備しておく』ことです。
事前に『金融機関などの債権放棄スキーム』『不動産などの資産処理スキーム』『スポンサー企業』などを周到に準備しておくことで、再生の失敗が防げます。
ここ数年、企業を譲渡したいと相談に来られる社長様が増加しています。
企業を譲渡される決断をする事は非常に大変な事です。
中堅中小企業では、社長にとって会社は人生そのものであり、非常に複雑な心境にあります。
我々は社長様に必ず譲渡の理由をお聞きしますが、本当の理由がわかるまでに時間がかかる場合があります。
M&Aでは、最終局面でブレイクすることがあります。
基本合意も買収監査も乗り越えて、最終契約予定日の1週間ぐらい前にブレイクするような場合です。このようなケースの原因の多くは「価値観」の相違です。
企業戦略を立ててM&Aによる買収を決めたとしても、相手先企業を見つけるのに苦労します。
M&Aを行う場合に、買収対象企業の見つけ方には3つの方法があります。
9月20日にNHK教育テレビの「ETV特集 〜社長たちの決断〜」で、1時間にわたり当社の仕事内容と当社のお客様が紹介されました。
紹介された譲渡企業は2社、いずれも北海道の会社です。
1社は、後継者不在の老舗のお菓子屋さん。
もう1社は、経済的に厳しい環境下で民事再生申立て中の食品加工会社さんです。
中小企業のM&Aを行う上での難しい問題は、「創業社長の心理」、「企業価値算定」…たくさんあります。
今日は「企業価値算定」に関して考えてみました。
企業価値(株価)算定の基礎になるのは、中小企業の場合は「時価純資産」です。
時価の問題はさておき、「税務会計」と「財務会計」のもたらす「純資産」把握の違いが問題を起こしているというお話をします。