スイス国際会議

毎年の恒例の国際会議ですが、今年はスイスのジュネーブで行いました。
235名の大部隊です。

テーマは「プライベートバンキングとファミリーオフィス」。

我々は、中堅中小企業に関しては『事業の承継』と『財産の承継』が表裏一体であるとの考えです。
世界的に資産の保全が困難な現在、ネットワークを構築している税理士・公認会計士の先生方も非常に大きな関心を持っておられます。

上記テーマに関しては、スイス在住の資産保全コンサルタントである鈴木桂さんから、資産家におけるファミリーオフィスの考え方と必要性、その方法論を教えていただきました。経験豊かな鈴木さんのお話は非常に説得力があり、先生方からの『再度詳しく聴きたい!!』というリクエストが多すぎたため、後日東京と大阪で『特別セミナー』を開催させていただいたほどです。
先生方は関与先のニーズを敏感に感じ取っておられ、具体的な質問や依頼も多く寄せられました。

また、我々と提携関係にあるUBS銀行からも、ファミリーオフィスの具体的な進め方、メリット、等を詳しくご教授いただきました。

さすがに本場のプライベートバンキングのプロから聴く話は具体性や説得力がケタ違いであり、その迫力に圧倒されっぱなしでした。具体的なコンサル活動に結び付けていきたいと考えています。

UBS銀行からは、スイスおよびEUにおける現在のM&Aの状況に関しても説明があり、非常に参考になりました。現在のEUのM&Aシーンでは、極めて戦略的なM&Aが行われていることが紹介されました。さらに現在は株価が『本来の企業価値』と比較して全体に安くなってきているとのことです。

プレゼンテーションしてくれたUBS銀行コーポレート・アドバイザリー・グループ 欧州ヘッド Dorothee Deuring 氏は、完全無欠のキャリアウーマンです!超ハイレベルなご経歴、ご学歴、実績、に加えパーフェクトな美貌とスタイル、服装センスで、M&Aの映画の世界から飛び出てきたようです。『こんなにカッコいいキャリアウーマンが存在するのだ!!』と感激しました。

スイス国際会議:特別セミナー

スイス国際会議:特別セミナー

日本企業が円高を武器にワールドワイドなM&Aを過去最高の水準で展開していますが、個々の買収価格は別にして、考え方や状況から判断すれば極めて正しいビヘイビアである事が確認できました。

大変実りの多いスイス国際会議でした。
詳細は日本M&Aセンターのウェブサイトでもご紹介しています。
ぜひご覧ください。