今年度は、「ミニ合宿」を始めました。
社員2〜3名と、毎週合宿を行います。
平日の通常業務後、18:30から21:30ぐらいまで議論。
21:30から23:00までルームサービスで食べながら再度議論。
さらに0:30くらいまで飲みながら議論をします。
私から問題提起をすることはほとんどなく、社員が現場で感じている問題点や改善案を深堀して議論します。
月から10回程行いましたが、毎回、生産性をアップするため、顧客満足度をアップするため、仕事の質のレベルをアップするため、などの提案が山ほど出てきます。
これらは、私が発表している「経営戦略」を実現する段階で生じる「戦術面での壁」に関する現場での問題点ですから極めて有意義です。毎回改善すべきテーマが多く出てきて、その度に即対応をしています。
ミニ合宿の効果は、「改善」だけではありません。
社員の視点が一段上がり「経営的な視点」になることが最も素晴らしいことです。
当社はドラッカーが提唱する「全社員がCEOたれ」を信条にしていますが、このようにして彼らが考えていることを直接経営に活かしていかなければ真に「CEO」の感覚は身に着いていきません。
また、社員との密接なコミュニケーションがとれるのも大きな効果です。
私が考えている社員一人ひとりの「役割」や「目標」、あるいは「改善点」などを忌憚なく率直に伝えられ、彼らの腹に落とすことができます。私が考えている140名の社員のそれぞれの役割がひとりひとりにきちんと正確に伝わり、140名が完全に組織として同じベクトルで回り始めたらこれ以上強くて素晴らしい組織はありません。
ミニ合宿は、
- 現場の問題点を即刻改善できる
- 全社員がCEO的な視点を身につけられる
- 全社員がそれぞれの役割意識を明確にしてベクトルを合わせられる
という点で素晴らしいと思います。
今年はミニ合宿を45回実行したいと考えていますが、決算も考えると実行できるのは40回ぐらいでしょうか?
悩みは、毎週同じルームサービスを食べるので、「食事に飽きる!!」という点だけです!!